園長のひとりごと
こどもたちをみつめてー2025年
2026年3月
2025年4月
2025年5月
春になったとたんやはり県内各地で熊の目撃情報が相次いでいる。この地域では熊の人身事故は無いものの、やはり十分気をつけたいものだ。しかしせっかく自然豊かな地にいるので、安全であろうと思う範囲での自然体験を今年も沢山行う予定でいる。先日は山遊庭の森の阿部重助さんと情報交換し、5月1日(木)にきのこの駒打ち体験に出向くことはすでに決まっており、その後も何度かおじゃまして、心地よい里山で収穫や重助さん手作りの遊具で遊ばせてもらう事になった。寅田敏雄さんからは、統合前に両園で園庭に植えた「山の木々」に興味が持てるような取り組みは無いか相談させてもらったところ、まずは木の名前のプレートを付け、その木の特徴などを教わることにした。昨年は子ども達に自由に親しんでもらったところ、秋にはまっ赤になるはずのナナカマドの実が青いうちにままごとの材料と化し、悲しい思いをした私だ。赤い実を楽しみに待つような気持ちになってくれたらと思う。クロモジでつくる楊子にてお菓子をいただくお茶の野点はいかがでしょう。保護者の皆様をお誘いしますので、都合のつく方はおいでくださいね。まっ赤なもみじを給食の飾りにしても良いかも。園の近くの向山は奥山に入らない楽しみ方を、寅田さん始め大人の方の同行を依頼しながら楽しませたい。砂利道の道ばたで見つける草花やモリアオガエルの産卵など、園の敷地内では見られない光景に出くわすかもしれない。まずは園庭の桜が三分咲きになったらつぼみを摘んで桜茶を作りましょう。梅の季節は玉米会館の梅をいただいて、梅ジュースも良いですね。園の畑では春から初冬まで作物の植えつけと収穫を楽しみましょう。 これらの一つ一つは園のねらいとする「郷土愛」につながる大切な体験ですね。
2025年6月
春から初夏にかけての様相が、今年はいつもの年と全く違うえみの森。全体的にみずみずしさに欠ける原因は、みどりひろばを囲む田んぼが休耕しているためだ。水が張られていないばかりが、徐々に雑草が生え、これはきっと野生動物のすみかにもなるかもと懸念される。いつもの年ならば小さなバケツを片手に水面に顔を付けんばかりにオタマジャクシ・あめんぼう・カエル・ミズカマキリ、他に名前の不明な水生昆虫に出会える心躍らせる最高の遊び場なのに。来年度はぜひ昨年までの豊かな水辺が戻ってくることを願っている。水路決壊のために田んぼかりでなく園内の小川までも乾ききっているこの現状。その埋め合わせをどうするのか、きっと職員からおもしろいアイデアがぽつりぽつりと出てくるはずだと期待している。
えみの森の「全体的な計画」の中には隣接する田んぼと園内の小川に関わる具体的な計画が立てられているが、主に五感を使って自然と共に遊ぶ中から育つことをねらいとしているその部分を、何に置き換えて子ども達の豊かな日常に持っていくのか。さしずめ今年度は畑の作物に関する事、地域の方々との交流が増えていて自ずと園外に出かける事、しかも徒歩で遠くまで出かけ始めている年中・年中児。それらの中に野山歩きや重助さんの山遊庭の森へ何度も遊びに行く予定であり、自然と関わることも増えてきそうなので、大きな意味での「郷土愛につながる保育」は今年度も展開させられそうではあります。
認可保育園えみの森 園長 畑山玲子
2025年7月
2025年8月
2025年9月
2025年10月
2025年11月
2025年12月
「免疫力」
11月第2週目に入ったとたん始まったえみの森のインフルエンザ集団感染は、コロナ禍の恐怖を思い起こすものだった。…と、つい先日のことなのに過去形なのは、急に爆発⇒2週間後にはほぼ平常に戻るという、過去に類を見ない感染の仕方で驚いているからだ。(まだまだ油断はできないのだが。) 感染していないお子さんの1人は自宅に帰ったらすぐにお風呂タイムをつくっているらしい。なるほど! 皆さん感染予防や免疫力アップのために様々工夫し、食事にも気をつけていることと思う。知人の中には「特別なサプリ愛飲者」「よく食べ良く寝る派」「朝はクロモジ茶・夜はホットジンジャーハニーレモン派」、行動的なのは「毎日少しで良いからウオーキング派」「ちょっと先にお出かけなどの楽しみを作りわくわく感ですごす派」と様々。 この季節ならやっぱり秋冬野菜を美味しく食べて暖まる事も良いのかも。3首を温める方法は、私のお勧めです。
さて「熊禍」で外遊びができなかったこの秋。皮肉なことに自然溢れる広い園庭だからこそ、安全な生活の為に外に出られなかった。フェンスで囲まれた狭い園庭だったら…。いえいえ、そんな思いは捨てて、職員は短時間でも園庭で遊ぶ方法を模索中。感染予防の消毒に励みつつ、外遊びのためにはIP電話と拡声器を持参で「子どもたちを守るぞ-!!」と意気込みたっぷりの頼もしいスタッフ達。 今日も子どもたちのために頑張るぞと思いを強める朝だ。 認可保育園えみの森 園長 畑山玲子
2026年1月
令和7年の今年の漢字は「熊」。 渦中にいる私達にとってはあまりにもリアルでありがたくない文字ですね。 さて、えみの森にとっての一文字は何でしょう。職員の考えを集約したわけではありませんが、園長としては「集」がぴったりだと思っている。
まち散歩でご一緒するおばあちゃんおじいちゃん達も味噌作りや東由利音頭の練習・運動会など様々なことに集ってくださった。保育園遊学も順調でこの1月も2組の親子さんが参加してくださる。新しいお友達とのふれ合いは、在園の子どもたちにも他児との付き合い方を教えてくれる。ダイナミックな気球や牧草ロールもやっぱり今年も体験させていただいた。「さつき」の見事な花・食べきれないからと野菜などが届く 。そうそうジャンボカボチャの栽培依頼も舞い込み生長を楽しませてもらった。ハロウインの頃は園内外が頂戴した黄色いカボチャで彩られた。見事な竹細工・素晴らしい大根・甘くて冷たいスイカ・ジャガ芋掘り体験・広場の木に樹木名をつけてくださった・プロの笹巻き作り体験・自然たっぷりの里山に集い豊かな時をすごした。年の瀬にはクリスマスイルミネーションも届いた。 学校の先生方との集まりが増えたのもありがたい。まだまだ書ききれないありがたい集いの中で優しい心を確かに受け取り大切にしてきた。皆さんの、子どもたちを可愛いと思う優しい気持ちがここに集まり、常に園舎にふり注がれドームができているような錯覚さえおぼえてしまう。 人口減少最前線にありながらも、こんな幸せな保育園って他にあるのだろうか、とも思う。 そんな令和7年の様々な事に感謝をしながら、新年も皆さんからのあたたかい心を頂戴し、宝物の子どもたちの成長を職員一同で見守っていきたい。
認可保育園えみの森 園長 畑山玲子

